瞬間、評価、重ねて
この〇〇がすごい!
これで私は□□ができました。
とあるつぶやきが△△万リツイート!
現代はITの発達により色んな情報が瞬時に得られるようになったとは
もう語りつくされているだろう。
特に新聞ニュースで取り上げられやすいスポーツ選手や芸能人ではなく
いい意味で親近感の湧きやすい風貌の人の成功体験のブログやインタビューも
探せば簡単にみつけることができる。
その時によく思うだろう感情の一つとして
「この人はそういう才能があったんだな」
というものがあると思う。
確かに、賞賛や羨望の眼で見られるような結果をその人が獲得したのは間違いない。
ただ、そこの結果には「時間」を感じることができない。
その結果を得るまでに費やしたその人の人生。
その当人以外には口や文章で伝えても決して感じることはできない。
時間を視覚的に観測することは不可能なので
観測者は才能や運など、その人しか持ちえなかった事象に目を向けがちになってしまう。
観測者が感じる時間というのは、「観測するのにかかった時間」でしかない。
逆にどれだけ時間をかけようとかけなかろうと
他人にはその過程まず間違いなく伝わらないのである。
だから過程ではなく結果で語るしかないのだ。