ルイーダの酒場
人生の主人公は自分だ
外に出れば否応なしに自分以外の人を見かける。
自分の移動手段は電車をよく利用する。
学生の頃は毎朝すし詰めの車内に詰め込まれて登校していた。
公共の機関なのでありとあらゆる人が駅のホームに集う。
学生 社会人 老人 子供 夫婦 健常者 障碍者 ヤンキー オタク
本当にありふれた言葉だけどその人にはその人の人生があって
たまたま自分と同じ時間に駅のホームや電車に乗っていたりする。
俺の人生の主人公は俺なので
周りがどんな人生を歩んでいようが俺にとってはNPCである。
知障が喚いていれば鬱陶しいし
ガラの悪そうなやつは消えて欲しいと思う。
恐らく自分も何割かのNPCにそう思われているだろう。
月は観測しなければ存在しない。
NPCも観測しなけばそんざいしない。